ムネオイズム 愛と狂騒の13日間
『ベオグラード1999』に続き、金子遊監督がおくる「ニッポンの政治シリーズ」第2弾。誰もが知る政治家・鈴木宗男を追った衆院選ドキュメンタリー。
政治家・鈴木宗男。自民党時代に金丸信の弟子として頭角を現し、官房副長官や大臣など権力の中枢にいた男。地元に金を落とす古い手法により、数々の汚職疑惑で告発されている男。その一方で、周囲の人々には裏表のない、元気のいい人情のある政治家だという評判もある。
いま一度、鈴木宗男という政治家の実像を衆院選挙を通して追うことで、「ニッポン」の何が見えてくるのか? そこにあるのは疲弊した地方・北海道の姿、北方領土の国境問題、アイヌ問題、カリスマの周囲に集まる人々の渦、何でもアリの権力闘争としての「国政選挙」という狂騒曲だった…。